今回は、豚足を食べようと煮込んでいたのだが、下茹で(煮込み)スープからも良い出汁が出てラーメンスープになるらしいので、気軽に作ってみた。
スープの材料(1人前)
・豚足1本(ハーフカット2本)
・背脂 50~100グラム(お好みで)
・長ネギの青い部分 1本分
・しょうがスライス 4枚
・にんにくスライス 4かけ分
・水2リットル以上(本煮込み分に必要な分のみ記載)
このように、非常にシンプルである。
スープの作りかた
豚足は完全に解凍し、5分ほど下茹でする(茹でこぼす)。
できれば豚足の爪は切ったほうが良い(臭みの原因になる)が、かなり硬いので環境などがない方はしなくて良い。
本煮込み
蓋をせずに、全ての材料を2時間前後煮込む。
長く煮たほうがスープの味は濃くなるが、食べる方の豚足は味が出しガラみたいになるので、バランスを考えるといい。
背脂は濾(こ)してスープの中に混ぜ合わせても良いし、最後に上にちゃっちゃとかけても良い。
2時間の煮込み時間では、背脂の塊が柔らかくなりきらない場合があるので、別途背脂を煮るか、始めから細かく切ってスープに入れて茹でるといいだろう。
(ラーメン用の)タレについて
いたってシンプルなので、塩分の多めの薄口醤油ダレや塩ダレを使う。
別に濃口醤油のいつものタレでも問題ないはずだろうが。
レシピはいつものリンク(内部リンク)からどうぞ。
薄口醤油のタレはこちらから。
豚足について
煮込んだ豚足は好きな方法で食べられる。
水分を切ってから直火で炙ってポン酢とか、醤油ベースのタレで味付けして酢味噌などで食べるのも良い。
詳しくは、『レシピサイトぷちぐる』様(外部リンク)が詳しいので、そちらも見てほしい。
味の感想など
煮込んだ豚足は醤油ベースのタレで食べた。
画像
スーパーなどで売られているものとは、旨味(うまみ)が数段違う味だった。
肉肉しいというか。

ラーメンは薄口醤油ダレで作ってみた。
具などは余りもののチャーシューのみ。
ラーメン画像

ちょっと醤油ダレの量が多く、塩っ辛くなってしまったので写真を撮った後で、余っていたスープを入れて調整した。
漬けこまれていたチャーシューもなかなか味が濃かった。
スープそのものの出来を活かしきれなかったのが残念。
魚介系の出汁が出ている汎用醤油ダレか、塩味がシンプルな塩ダレを使ったほうが美味しくなると結論を出した。
味の安定化をはかりたければ、化学(うまみ)調味料を入れてもいいだろう。