はじめに
今回はげんこつを10時間以上煮込む、白濁したとんこつラーメンを作ろうと思う(の予定だったが、9時間で完成)。
1日煮込んだ後は寝かせて、また翌日煮込むが、別に1日でやってしまっても問題ない。
スープの材料は豚のげんこつ2kg(全てハーフカットのもの)と浄水(10リットル前後)のみである。香味野菜などは一切入れない。
前日に血抜きをする(何回か水は張り替えてほしい)ので、ある意味3日かけているのかもしれない。
スープの作り方(下茹で、本煮込み)
一晩かけて血抜きしたげんこつを、浄水(できれば硬水)で下茹でをする。
数十分前後かけて、灰汁が出てこなくなれば問題なしだ。
鍋と、げんこつについている汚れなどは気を使って(徹底的に)綺麗にする。
水(フィルターを通した水道水で問題ない)を張り替えて、本煮込みをする。
煮込み時間は9時間弱くらいになった。予定では10時間~12時間煮込む予定だったが、ハーフカットのげんこつのため、時間が短くなった(参考にしたレシピでは、割らないげんこつで作っていた)。
このため2日かけて作ることとなった。余裕があれば、朝早くから仕込んで1日で済ませてしまってもいいだろう。
蓋をしないで中火前後で煮込んでいき、蒸発した浄水は継ぎ足していく(換気扇もつけっぱなしである)。
醤油ダレの作り方
こちらのリンクを参照してほしい(博多系とんこつラーメンの薄口醤油ダレ)。
チャーシューの作り方
煮込みが終わる2、3時間前のラーメンスープに豚バラブロックを入れ、1時間前後煮込む。
その後、チャーシュー用のタレにからめて1時間以上置く。
詳しくは汎用レシピ(いつものリンク)を参照のこと。
注:今回はスーパーに豚バラブロックが売っていなかったため、豚肩ロースで代用した。
スープでの煮込み時間は40分ほどになる。
トッピング
・チャーシュー
・半熟卵
・きくらげ
・ネギ(小ネギや長ネギなど)
・紅しょうが
完成画像

とてつもなく乳化している! これがげんこつのみのパワーだ!!
あと、紅しょうが入れ忘れた!!(ガーン)
味の感想など
むっちゃクリーミーだった。
醤油ダレは薄口で作ったのを大さじ2入れたが、味見をしたらしょっぱくてスープを多めに入れた。
タレは大さじ1~1強でも足りただろう。
醤油より、とんこつの旨味を全面に出す感じ。醤油ダレはあくまで塩っ気の追加に使う程度でいい。
げんこつと水のみのスープだが、煮込み時間を調整したためか、複雑ささえ感じさせる味わい。
本当に玉ねぎとか入っていないの? と不思議になるくらいだった。
結論:とんこつ(げんこつ)と水だけでも美味いラーメンスープが作れる!
また、まだげんこつガラに髄などが残っていたので、浄水を追加して、再び煮込むことにした。
数時間で終わることだろう。
ごちそうさまでした。