丸鶏にビール缶を突っ込んで蒸しローストチキンにするレシピはそれなりに有名だが、今回は普通の鶏もも肉をビール蒸しにした。
あまりレシピがなかったので、参考になれば幸いだ。
使う鶏肉は骨付きでも骨なしでもどっちでも良いが、火はちゃんと通すように気をつけてほしい。
分量にもよるが、数人分程度までならビール1缶(約350cc)あれば十分足りるだろう。
材料(3人前前後)
・ビール 1缶(350cc)
・鶏もも肉(今回は骨なし) 2枚(500グラム前後)
・塩・コショー 適量(お好みで調整)
・バジル 両面にまぶす程度
・タイム 両面にまぶす程度
作り方(レシピ)
鶏肉に塩コショー、ハーブ類をまぶし、よく擦り込む。

フライパンにサラダ油などを引き、中火~強火で鶏肉の表面(両面、皮の面を先に焼く)を焼き固める程度に焼く(軽く焦げ目が付いたら良し)。
その後火を止めて、ビールを全量入れ、蓋を軽くずらして置いて、弱火で蒸し焼きにする(皮を上にして、ひっくり返さずにそのまま煮込む)。
30~40分ほど蒸したら(煮込んだら)完成。出来上がりのタイミングは微調整してほしい。
使ったビールはアルコールの抜けた美味しいソースになるので、必要があれば鶏肉の調理の完成後に別途煮詰めるなどをするのが良いと思う(肉にかけたり、ディップして食べる。砂糖を加えて甘くしてもまた良い)。
水で薄めれば、ピラフやリゾットなども作れるかもしれない(試してはいない)。
味の感想など

ソースはけっこうビールの苦味があったので砂糖を多めに入れたのだが、苦さも甘さも強調された、けっこう尖った味になってしまった。
好みにもよるが、ソースに加える砂糖は小さじ1~2程度で良いだろう(自分は大さじ1かそれ強くらい入れてしまった)。
鶏もも肉はホロリと柔らかく、フォークだけでも頑張れば食べれるくらいだ(一口サイズに切って食べてもまた良し)。
肉自体の食感、味は非常に良好。美味(びみ)。
ごちそうさまでした。